集中力

先日の指導時、そろそろコンクール本番も近いので暗譜での合奏に切り替えました。譜面台も全部片付けて。生徒達は最初、「え~」と言っていましたが、いざ始めてみると、これが今までの合奏の中で一番良い。何時間もやった合奏の最後、みんな疲れて音もヘロヘロではあったんですが、普段譜面にかじりつく子が多いので、暗譜でやると集中力が曲と音、そして指揮に向かい、棒に非常に敏感な演奏になりました。明らかに、曲がこっちへ向かってくるというか、大きな一体感を持った演奏になっている。大きなミスも無い。正直、「やっとここまで来たか…」という感想です。

よく、「指揮を見ろ」などと言われてますし、私もよく言うんですが、実際そんなことを言っても見ない子は見ない。じゃあ、暗譜できるくらいまで練習させて、最後に意識をこちらへ向けさせたら良い。練習後、数人の子がうれしそうに言ってきました。「覚えてるかな~と思ったけど。やってみるときちんと覚えてた。ミスもなかった」 そりゃそうだ。あなた達は、今年は去年よりもワンランク上の練習をしてきたんだよ。

ここまでやっても、サウンドの濁りを完全に解消できなかったこと、また、各個人の基礎的な実力の部分で「金はどうかな~」という心配はあるのですが、まあ、まずはそんなことよりも、去年よりも明らかにレベルアップしたバンドになったことを改めて実感して、非常にうれしくなった管理人でした。

現役時代に自分がやってきたことから考えると、今さら集中力の問題を持ち出すのも何だと思ったりもしますが、これまで地区大会で銅と銅ギリギリの銀を行ったり来たりしていた弱小バンドにとっては、大きな進歩と言えます。まあ、今後もあせらずにじっくりやっていくことにします。

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