先生

私は小中高と専門的なレッスンも受けたことが無く、ほぼ独学でラッパを吹いてました。顧問の先生達も奏法については何も教えてくれませんでした。そして大学に上がってまずハイトーンのコントロールで悩み出し、そしてアンブシュアで悩み出しました。結局、現在よく言われている粘膜奏法だったわけなんですが、当時の私がそのようなことも分かるわけなく、ただ闇雲に模索していました。そんな時、某プロ奏者のレッスンを受けられることになったんですが、そこでまず言われたのが、「アンブシュアがどうこうという問題ではない、演奏時の呼吸の問題だ」ということです。当時の私は?な状態でしたが、その他、レッスンの度に言われた色んな言葉を並べてみると、一々理にかなっています。体系立った指導内容ではありませんでしたがw 以下はその内容の一部です(おおよその内容ですが多分こんな意味だった)

  • 唇の振動音が音になるわけではない、息が音になる
  • 唇は息によって勝手に振動する
  • なので唇はリラックス
  • アンブシュアは二の次、そもそも口周りの状態は人によってそれぞれ違うので、絶対的な正解はない(その先生の歯並びはとんでもなくボロボロでしたw)
  • どんな時でもリラックスした唇を保てるアンブシュア=良いアンブシュア
  • 息の圧力をコントロールする
  • 音の響き、楽器の響きに着目

他に印象的だった言葉が「○○君、ラッパ吹きはPowerだよ、Power、力みじゃないよw」、当時は「ハァ…?」という感じでしたが、今思うと「息の圧力やそれを発生させる体の支え=Power」といった感じでしょうか、決して力むことにより音を鳴らすわけではないと。

そんなわけで段々と改善されていった結果、半年ほどで粘膜奏法を改善。今思うとその当時奏法を改善しておいたおかげで、10年ほどのブランクがあっても数年で勘を多少なりとも取り戻すことができたのでは?と思います。

出来の悪い生徒だった私にとってその当時は?だらけでしたが、今こうやって素人ながら指導する立場になってしまった現在、当時のレッスン内容はいくつかの重要なポイントを示唆してくれてます。現在はその後の自分なりの研究と当時のレッスン内容を元に、自分なりに多少は体系立った(自分でそう思っているだけですがw)内容での指導を心がけています。自分もそうでしたが、初学者の段階で受ける指導内容は非常に大事だと思います。この段階での指導内容次第で、後々その生徒に大きな回り道をさせる可能性もあります。それではあまりにかわいそうです。そんなことにならないよう、微力ながら精一杯やらないといけないなぁと思う次第です。

ちなみにそんな大口を叩いている私ですが、バンドディレクターとしての能力は当然まったくの素人並みです。これではいけないんですがw もっと勉強しないと。

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